最新情報はどこにある？

考察

Web上での情報収集についてあれこれ考えた結果、次の結論に至った。
「ソーシャル系サービスから最新情報は得られない」


以下、結論に至るまでの流れ。

  • Web上の情報には一次情報と二次情報がある
    • 一次情報とは、現実世界(アナログ)からWeb(デジタル)に変換された情報である。
      • 例：ブログに投稿されたニュース・日記、twitterでの現地レポート
    • 二次情報とは、一次情報を元に作成された情報である
  • "最新情報"とは一次情報のことである(と定義する)
  • 一次情報にはメタ情報が少なく、リコメンドの精度を高められない
    • 一次情報から得られる代表的なメタ情報：URL、著者名、作成日時
  • ソーシャル系のサービスにより、タグ・コメント(さらにそれを行った人)などのメタ情報が追加されることにより、リコメンドが実用可能なレベルになる
  • すなわち、ソーシャル系サービスで得られる情報は本質的に最新ではない


最先端を求めるなら、他人がどうこうではなくて、自分の感覚を信じて突き進むこと。そう考えると、情報収集に限らずどんな分野でも同じだなという気がする。
さらに情報収集について言えば、質より量だなと思う。どこまでアンテナを拡げればいいかの判断は難しいが、とにかく多量の情報をかき集めてざっとチェックする。興味を引いたものだけをさらに詳しく調べる。そういう意味で、私にとって現時点で最強の情報収集ツールはRSSリーダーだ。特にGoogleリーダーが気に入っている。